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サンデンフォレストとは?

「サンデンフォレスト・赤城事業所」として2002年に開設

サンデンフォレストは、群馬県赤城山の南麓にあるサンデン株式会社の事業所です。

1997年、まだ企業が環境に取り組むことが当たり前とはいえなかった時代に、「環境と産業の矛盾なき共存」というコンセプトのもと、環境共存型の工場を目指し、群馬県赤城山の南麓に建設を開始しました。

"森の中の工場"として、2002年5月、 サンデンフォレスト・赤城事業所が開設しました。

造成には「近自然工法」を採用

自然生態系が復元するよう整備する工法「近自然工法」を用いて造成し、荒廃した森林や農地だった土地(64ha)の半分を森林・緑地に、半分を工場としました。

工場用地は傾斜地に対し階段状に4つの宅盤に分け、生物の移動の妨げにならないよう、用地間が緑でつながるように設計しました。

また、造成に先駆け、当時はまだ義務化されていなかった環境アセスメントを自主的に実施し、造成後は3年毎に定期的なモニタリングを続けています。

当時、民間で初となる、近自然工法を導入した大規模造成でした。

環境教育の場として開設直後より活用

2002年当初より、環境教育の場として校外学習の受入を開始し、現在では、年間9,000名近くの方に利用される場となりました。

また、群馬県教育委員会から長期社会体験研修生の受入れを継続的に行い、教育現場の先生の声を反映しながら、プログラムづくりを行ってきました。

2014年には、環境教育推進法に基づく、環境省「体験の機会の場」の認定を受け、広く外部の方が利用できるフィールドづくりを続けています。
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